退職代行でよく起こるトラブル、回避のために出来ることとは?
💡 〈サクッと結論!〉
- ✅ 退職代行のトラブルの多くは「会社側の不当な拒絶」や「業者選びの失敗」が原因で起こる
- ✅ 民間業者は会社との「交渉」ができないため、有給消化や書類請求で揉めると対応できないリスクがある
- ✅ トラブルを確実に回避するなら、合法的に交渉・対応ができる「労働組合」や「弁護士」運営のサービスを選ぶべき
退職代行サービスを使いたいものの、トラブルになることを心配している方もいるのではないでしょうか。たしかに、退職時には、何かとトラブルになる場合もあります。そのため、不安に感じることは不自然ではありません。
この記事では、退職代行でよく起こるトラブルについて紹介するとともに、トラブル回避のために出来ることを解説します。退職代行サービスでトラブルになりたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
★ 退職代行サービスでよく起こる8つのトラブル例
退職代行サービスでよく起こるトラブル例としては、次の8つが挙げられます。それぞれの概要を見ていきましょう。
- 【会社側が退職を認めないと主張する】
退職代行サービスを利用しても、会社側が「退職を認めない」「本人からの意思表示がなければ受け付けない」と主張するケースは少なくありません。しかし、退職の意思表示は代行サービスが行っても有効です。民法では申し入れから2週間経過することで退職できると定められています(※有期契約の派遣社員等を除く)。
ただし、会社側が拒絶する場合、有給消化などの条件で不利な提示をされる可能性が高く、会社側と「交渉」をするには労働組合か弁護士が運営するサービスである必要があります(民間業者は法律上交渉ができません)。 - 【会社側から退職希望者に直接連絡がくる】
代行を使っているにも関わらず、会社から直接連絡が来るトラブルもあります。とくに高圧的な会社の場合、直接話すことで引き止めようとしたり説得しようとしたりします。また、社宅に住んでいる場合も直接連絡される可能性が高いでしょう。(※「退職代行テミス」では、社宅にお住まいの場合でも可能な限り会社の方と会わなくていいように交渉します。) - 【有給消化させてもらえない】
有給取得は労働基準法で認められた権利ですが、「代行を使う人間には有給を取らせない」と拒絶する会社もあります。民間業者が運営する退職代行サービスの場合、この有給消化について会社側と交渉することができないため注意が必要です Lights。 - 【未払い残業代や退職金が支払われない】
退職代行を使われたことで経営者が感情的になり、法律で定められているはずの残業代や退職金を「支払わない」と主張するケースです。これらを取り戻すためにも会社側との交渉が必要不可欠であり、対応できるのは労働組合・弁護士が運営するサービスのみとなります。 - 【損害賠償請求・懲戒解雇で脅される】
「突然辞めるなら損害賠償を請求する」「就業規則の期間を満たしていないから懲戒解雇だ」などと脅してくるケースです。法律に則って正しく退職すれば原則として損害賠償は認められず、民法上2週間で退職可能ですが、嫌がらせや感情論で脅されることもあります。この場合は弁護士に対応してもらうことになります。 - 【退職関係書類を送付してくれない】
退職後に、会社側が義務であるはずの重要書類(離職票、源泉徴収票、雇用保険被保険者証、年金手帳、給与明細、社会保険喪失証明書)をなかなか送ってくれないトラブルです。転職先に提出を求められている場合に非常に困ることになりますが、民間業者では発送の交渉・催促ができないため、自分で対応せざるを得なくなる場合があります。 - 【費用を払ったら退職代行サービスと連絡がとれなくなる】
これは会社ではなく、利用した退職代行サービス側が「悪質業者」だった場合のトラブルです。お金を振り込ませた後に音信不通になるケースがあるため、依頼前に運営元の信頼性をしっかり確認する必要があります。 - 【退職代行サービスが使えない職種・契約形態だった】
公務員は国家公務員法等により任命権者の承認が必要なため民間企業よりハードルが高く、さらに「団体交渉権」がないため労働組合は交渉できません。また、有期雇用の派遣社員なども、原則として契約期間満了前の退職が難しいため、即日退職が使えない場合があります。
★ 退職代行のトラブルで想定される5つの原因
ここまで紹介したトラブルが生じる背景には、主に以下のような5つの原因が挙げられます。
【1. 退職代行サービスの運営元が悪質業者だった】
近年、退職代行サービスの需要拡大に伴い、悪質な業者が増加しています。安さだけで選んでしまうと、お金を払った後に連絡が途絶えるなどの詐欺的トラブルに巻き込まれる可能性が非常に高くなります。
【2. 退職代行サービスの運営元が労働組合・弁護士ではない】
退職代行は運営元によって、法律上で「できること」が以下のように厳しく制限されています。
| 運営元 | 民間業者 | 労働組合 | 弁護士・法律事務所 |
|---|---|---|---|
| 退職意思を伝える | 可 | 可 | 可 |
| 会社との交渉 | 不可 | 可 | 可 |
| 裁判への対応 | 不可 | 不可 | 可 |
民間業者が会社側と有給消化や退職金について交渉することは、法律で禁止されている「非弁行為(弁護士法違反)」にあたります。そのため、民間業者は拒絶されたらそれ以上踏み込めず、トラブルが解決しない原因になります。
【3. 退職代行サービスの運営元が実績・実力不足だった】
会社側と退職希望者の間で意見がぶつかった際、実績やノウハウが足りない業者だと、会社側と適切な折り合いをつけられず、話がこじれて大きなトラブルに発展してしまうことがあります。
【4. 会社側の遵法意識が乏しかった】
そもそも会社側に法律を守る意識(コンプライアンス意識)が低い場合、退職を認めなかったり、残業代や退職金を不当に不支給にしたりしてトラブルが長期化しやすくなります。
【5. 退職希望者が問題を抱えていた】
退職希望者本人が、事前に長期の無断欠勤をしていたり、会社の備品横領、上司への借金などの問題を抱えている場合、会社側も相応の対応(法的措置など)を取らざるを得なくなるためトラブルになりやすいです。ただし、問題を解決して退職を助けてくれる専門の代行サービスも存在します。
★ 退職代行のトラブルを避ける5つのポイント・基準
トラブルに巻き込まれず、安全に会社を辞めるためには、以下の5つのポイントを満たした信頼できる退職代行サービスを選ぶことが重要です。
- 【連絡先が明記されているサービスを選ぶ】
料金振込後の音信不通を防ぐため、ホームページに会社の住所や電話番号、組織の実態がしっかり明記されているか確認しましょう。 - 【労働組合・弁護士が運営しているサービスを選ぶ】
会社側が退職を拒否したり、有給消化を認めない場合でも、適法に「交渉」ができる労働組合または弁護士運営のサービスが鉄則です。民間業者では非弁行為になるため太刀打ちできません。なお、「退職代行テミス」は労働組合運営のため、会社側としっかり交渉が可能です。 - 【万が一のトラブル(損害賠償等)にも対応できるサービスを選ぶ】
万が一、会社から損害賠償や懲戒解雇で脅された場合は弁護士の手を借りる必要があります。「退職代行テミス」では、無料で弁護士や司法書士をご紹介し、そうした万が一の深刻なトラブルまで任せられる体制を整えています。 - 【サポート期限が長いサービスを選ぶ】
退職日以降も、離職票や源泉徴収票が届くまで数週間かかることがあります。サポート期間が短いと、書類が届かないときに自分で会社に催促しなければならなくなります。書類が揃うまで面倒を見てくれるサポート期間の長い業者を選びましょう。 - 【料金体系・プランが明確になっているサービスを選ぶ】
有給消化の交渉や引き継ぎの仲介などで、後から高額な「追加オプション費用」を請求されるトラブルを防ぐため、あらかじめ料金プランが明確なサービスを選びましょう。
★ もし退職代行でトラブルになってしまったら
万が一、退職代行を利用中に会社側と深刻なトラブル(法的な争いなど)に発展してしまった場合の最終的な結論としては、「弁護士を頼る」ことになります。
労働組合も会社との交渉は可能ですが、実際に損害賠償の裁判を起こされたり、法的な書類作成・裁判対応が必要になったりした場合、それらを行えるのは法律のプロである弁護士のみです。すでにトラブルの火種がある場合は、最初から弁護士が運営しているか、弁護士と強固に連携しているサービスを選ぶのが安全です。
★ まとめ:適切なサービスを選んでトラブルを回避しよう
退職代行におけるトラブルの多くは「会社側の身勝手な主張や感情的な反発」にあります。しかし、それらを正し、こちらの要求(有給消化や書類発行など)を通すためには、会社と適法に交渉できる「労働組合」や「弁護士」の力が不可欠です。
- 有給消化や未払い金の請求など、少しでも会社側ともめる予想がつくなら民間業者は避けるのが賢明です。
- 実績豊富な労働組合や弁護士が間に入れば、ほとんどのケースで会社側は態度を改め、スムーズに退職を認めます。
- 万が一の脅しや書類未発送リスクも見据え、退職後のサポート体制や弁護士連携までしっかり整った業者を選びましょう。
「会社が退職を認めてくれないかも」「有給消化や書類の受け取りで揉めたくない」とお悩みなら、
労働組合運営の「退職代行テミス」にお任せください。
確実な交渉力に加え、万が一の際は無料で弁護士・司法書士をご紹介できる万全の体制でサポートいたします。
まずは土日祝も対応の無料相談から、お気軽にお問い合わせください。